フィリップ・ガレルの新作とリーディング『アンチゴネー』 


フィリップ・ガレルの新作 UN ÉTÉ BRÛLANT に、『華麗なるアリバイ』(パスカル・ボニゼール、2007)に出ているのを見て個人的に注目しているセリーヌ・サレット(Céline Sallette)が出演している。予告編はこちら。相変わらず幸せ薄そうな瞳。これも早く見たい。
それからついでにお知らせですが、↓のリーディング公演の関連企画であるシンポジウムに(私としてはデモに参加するつもりで)登壇します。所用があるため、シンポジウムが終わったら私はとっとと遁走しますが。

「演劇、社会、原発 アンチゴネーの視点から」

テラ・アーツ・ファクトリー公演
実験企画 リーディング+
『アンチゴネー』
2011年8月26日(金)〜28日(日)
イワト劇場3階


国家の混乱期にかつぎ出されたニューリーダー、クレオン。
共同体秩序のために打ち出した新法に、アンチゴネーは自然の法をもって対決する。
個人と国家の対立、家族の情愛と政治の論理の対決の劇『アンチゴネー』。
理念なき政治、信念なき治者はアンチゴネーの主張によって、
市民の支持を失い、自己崩壊する。
アンチゴネーからの視点を参照に、現在を捉え返す試み。
ギリシア悲劇を読む、しかしただ読むだけにあらず・・・


構成・演出:林 英樹(作:ソフォクレス 翻訳:福田恒存) 
出演:横山晃子、奥村友美(メディアファクトリー)、江口和樹、佐々木義人
酒井忠親、若林則夫、長峯可菜、佐藤博樹
加藤明美(演劇工房ノルブ・リンポチェ)、中村美奈子、林英樹

J−TANシンポジウム 鴻英良、佐藤康、鈴木英明、林英樹(司会)


●上演時間
26日(金)19:30
27日(土)14:00/19:30 J-TANシンポジウム 16:00(2時間)
28日(日) 14:00
●公演会場…イワト劇場3F
〒162-0832東京都新宿区岩戸町7番地
●受付開始・開場は開演の30分前
●チケット料金…前売り・当日 2000円
J-TANシンポジウムのみ 500円
●チケットのご予約・お問い合わせ…http://ticket.corich.jp/apply/29414/011/  090-6020-7391