アート

フィリップ・ガレルの新作とリーディング『アンチゴネー』 

フィリップ・ガレルの新作 UN ÉTÉ BRÛLANT に、『華麗なるアリバイ』(パスカル・ボニゼール、2007)に出ているのを見て個人的に注目しているセリーヌ・サレット(Céline Sallette)が出演している。予告編はこちら。相変わらず幸せ薄そうな瞳。これも早く見…

ブレヒト『処置』から考える 

昨日は、TAGTASプロジェクト2011の円卓会議4「ブレヒト『処置』から考える」へ。「劇団・錦鯉タッタ」のみなさん(山田零、岩崎健太、藤島かずみ)がブレヒト作『処置』に三つのシーンを加えたものを上演し(演出は山田零さん)、そのあと観客を含めた全員で…

ミニマル  

この1ヶ月ほど、サーフィンに出かけることもなく(誰が!)、外で映画を見ることもなく(喪主にはなったが)、英語→日本語変換ソフトと化しての労働の日々が続いている。(といいながら、変換しているのはSZの方が主で、RWの方はまだ一つしか終わっていない…

「トライアルE」

笛田宇一郎演劇事務所「トライアルE――シェイクスピア『リア王』(小田島雄志訳)による――」@フリースペースカンバス、を昨日観た。 冒頭の15分間ほど、舞台奥の壁をスクリーンとして映像が映し出される。沖縄民謡を歌いながら自転車に乗る初老の男(笛田宇…

なぜ、中平卓馬か

原点復帰-横浜作者: 中平卓馬出版社/メーカー: オシリス発売日: 2003/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (22件) を見る小原真史『カメラになった男 写真家 中平卓馬』(2003年)@シネマアートン下北沢。(この映画に関する情…

浅見貴子展―光を見ている

19日夕刻、仕事帰りに途中下車して「浅見貴子展―光を見ている―」@アートフロントギャラリー(無料)を観に行く(24日まで。詳細はこちら。) ガラス張りの部屋に展示されているので、街路からも作品の一部を見ることができる。画廊までの道に迷いかけたが、…